ご存知ですか。じつは既に会社によっては、「仕事の注文・受注」が なんと FaceBookから来る会社が、もうあるのです。念のため申し添えますが株式会社FaceBook社から仕事をもらうという意味ではありません。あのサービスであるFaceBookを利用して、自社(会社)の存在をアピールしておいてそれを見た他社から連絡が入る=商取引しているのです。これを通称「FaceBook経由」といいます。

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世間のみなさんには、まだ多くは知られていないかもしれませんが

アプリ開発専業の会社の中には、なんと会社に電話番号自体が無い会社があります。おそらく世間のみなさんは「そんな電話番号の無い会社なんて、どうやって仕事を受注する(取る)のか??」と疑念を抱くでしょう。

その点ですが、その「仕事」は「FaceBook経由」で依頼が来る。宣伝と連絡経路がFaceBookだけでも完結している。それを仕事としてこなす。なんと、もうこれで成立してるので、「電話はいらない」という解釈が「先進的」だとして、もう何年も前から実現しています。「電話がないのが先進的だという解釈」を共有できるアプリ業界ならではかもしれませんが、まず、当然のこととして、ネットとアプリには国境がありません。ですから海外にも多くのアプリ開発会社がありまして、こういう先進的な会社は既に海外(たとえばシリコンバレー)にも多くあります。しかも、この「FaceBook経由」で取引先が増えるからすごいです。

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ご存知のことと思いますが、FaceBookは「どこの誰か」「何をやっている奴か」が一目瞭然になるwebサービスです。個人名で利用するのが一般的ですが、「FaceBookを企業ページとして利用している企業」もあり、この場合も「どこの誰=どこの会社」「何をやっている会社か」が一目瞭然になるのは当然です。だから「FaceBook経由」の仕事が有り得るわけです。それに「今日はこんな仕事が完成しました」などという書き込みが累積して、それらを閲覧者は見れるものですから、閲覧者側が「この会社へ製造を依頼しても作れる能力有りだな」とかいうのを面会する以前からFaceBookを閲覧している時点で判断できるからなのだろうと筆者は思います。

なお、前述した「電話なんて、もういらないよね」という価値観の「ことの起こり」は実はgoogleです。みなさんがスマホでもパソコンのgoogle検索でも、androidアプリでも、googleを使用(利用)している最中に何か不便を感じた瞬間に「グーグルへ電話して文句を言ってやる」と思っても、google様は電話番号自体を用意していないのです。それでも私たちを含めて多くの人々が既に従属下に入っているので、たとえ電話番号がなくても潰れない会社として継続しています。冷静に考えるとものすごいことなので、先ほど筆者は「google様」と申し上げた次第です。

たとえ先進的なアプリ開発会社やgoogle様でなくても、たとえば山形県の製造業の町工場がFaceBook企業ページを立ち上げて「今日は●●が製造できました」などと書き続けると、東大阪のメーカーから「やってくれないか」と連絡が入ることも夢ではありません。

あるいは真逆で、東大阪の町工場がFaceBook企業ページを立ち上げて「スポット仕事で、やってくれる会社が足りません!誰かやってくれませんか?!」と書き込んで、山形県天童市の町工場から「うちに やらせて」というのも夢ではありません。

なお、無理してアプリ開発会社やgoogle社のように電話番号なしにする必要はありません。電話番号を表示できるようにしておけばいいのです。そこはFaceBookを利用していても無理せず「昔ながら」でいいのです…これが中小企業や製造業、建築業さまへの大ヒントかもしれません。

さあ、FaceBook企業ページを備えてみませんか!当社へご連絡ください。

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広告とは天然物ではありません。人造のそれはいわば「仕込み」です。

残念ながら、もう人々に見すかされた広告は、もはや終焉の途上にあります。

まるでそれと入れ替わるように、「広告と多少ちがう手法」が実現の段階に至りました。

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